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軌跡とビジョン Trajectory and Vision

「コセキグループ」 誕生までの軌跡

創業者小関昌輔は東京日比谷にある宮内庁ご用達の大武写真館に勤務していました。1923年(大正12年)関東大震災で被災したため仙台に戻りました。その後のれん分けをしてもらい、現在の一番町で大武写真館を弟とともに営みます。しかし、その店も仙台空襲で焼失。それを機に写真館を弟に譲り、自らは1946年(昭和21年)1月1日、 カメラや写真材料を販売するコセキ商店を創業しました。

戦後、人々の暮らしに「ゆとり」が出来るようになると、カメラの販売も伸びて行きます。写真の現像も増え、写真事業は順調に成長していきました。1964年(昭和39年)、仙台市青葉区堤通雨宮町に本社機能と写真現像所を兼ねた自社ビルを建築し、事業拡大に向け新たなスタートを切りました。

大武写真館時代、東北大学医学部の指定写真館として記念写真を担当していたご縁で、卒業後医師になられた先生方との交流が生まれ、そこからレントゲンフィルムを取り扱うようになります。その後、結核予防法に基づきレントゲンフィルムの需要が増加したことで、事業の大きな柱となり、1960年(昭和35年)富士写真フイルム㈱特約店契約締結などを経て、取扱メーカー数を増やすとメディカル事業は急成長しました。

映写機を取り扱っていたことで、地域の活動を映像で記録するアーカイブの依頼も寄せられるようになりました。学校、公民館で上映する機会も増え、学校とのご縁もできました。東京通信工業㈱(ソニーの前身)との取引も開始し、そこから英語教育用のLL教室の機器を各学校に納めるようにもなりました。これにより、業績も伸びて、平成元年には100億を超えました。
一方でデジタル化の波が押し寄せて来たことで、レントゲンフィルムの売上の減少を予測し、機器関係の点検・保守・メンテナンスサービス部門の強化を行いました。

事業部門の 特徴と強み

コセキグループは、医療機器、映像・音響及びICT機器などのソリューションを提供する複合専門商社です。お客様の抱える課題に最適な提案を行い、必要な機器類の導入および設置、保守点検、メンテナンスまでトータルなサービスを提供できることが強みです。中でも建設業の資格を有し、医療機器の導入時に必要な改装・改修工事までできるのが最大の強みと言えます。また、医療機器の保守点検サービスを通して、お客様との絆を育んできたことで信頼いただき、医療関係の学会やイベント運営サポートなどの新たな事業部門の拡大へとつながっています。

現在コセキグループは医療機器の提案を行う「メディカル事業部」、医療機器の設置・保守メンテナンスを行う「メディカルサービス事業部」、学校や官公庁へ映像音響機器・ICT機器を提案する「ビジネスソリューション事業部」の3事業部を軸に、全国各地のイベントに関する運営からハードレンタル、オペレーション業務などを行う「プロモーションサービス営業グループ」、大型医療機器の設置に伴う施設の改修工事(シールド工事等)の施工管理を行う「工事事業部」、ヘルスケアグループ、店舗営業部から成る複合専門商社として、東北はもとより、首都圏および全国で業務を行っています。
また、私共の原点であるカメラ・写真現像の店「カメラのコセキ」を中心市街地(仙台市青葉区本町2丁目)で営業中、写真愛好家をはじめ、新たなカメラブームで若者からも愛される店になっています。

2021年(令和3年)には、特定建設業許可取得建築業の資格を取得。大型医療機器の設置に伴う施設の改修工事の施工管理を担当するようになりました。これにより医療機器の提案、納品、設置、工事、保守点検まで一括したサービスを提供できるようになり、お客様の利便性が飛躍的に高まりました。このほか、以前からの強みである医学会の運営支援に加え、2020年の新型コロナウイルスパンデミック以降はインターネットライブ配信事業を拡大。時代の変化に伴う多様なニーズに応え、現在は配信技術のみならず、イベント運営全体のトータルサポートへと着実にその領域を広げております。

受け継がれる 創業者の想い

現在、複合専門商社として事業展開する「コセキグループ」の原点には、創業者の「カメラで例えると一脚では不安定で、二脚でも支えられない、三脚だからしっかり固定できる。盤石な経営には最低でも三本の柱が必要」との言葉があります。その時々に事業の1部門が細くなったりしても、バランスをうまくとっていけば会社は安定するからとの教えです。「定期的に顔を合わせるため消耗品が付く商売を考えなさい」との言葉から、機器類の保守・点検・メンテナンスサービス事業も開始しました。「お客様との関係を絶対に切ってはいけない」との創業者の想いを受け継ぎ、人とのつながりを大切に育んできたなかで、今日を迎えています。

「はじめに人ありき」との考えから創業当時から人材育成にも力を注いでいます。どんなに素晴らしい戦略を立てても、一流メーカーの商品を揃えていても、それを扱う人間が、横柄であれば売れません。お客様に対しての謙虚さ、誠実さ、寄り添う姿勢、納期や時間を守り、そして自信を持って提案できれば必ず購入してもらえます。できることを精一杯やっていれば、いつかはお客様になっていただけるのです。一方で、人はその時々で感情も体調も異なり、時に思わぬミスをすることもあります。その場合の対応を含めて、人が育つ組織を社内に作る必要があると考えています。頑張った人が正しく評価される仕組みを構築し、安心して永く勤務できるような環境づくりに取り組んでいます。

ミッションと 未来への挑戦

コセキグループは2026年で創業80年、医療機器、ヘルスケア、映像・音響及びICT機器などのソリューションを提供する複合専門商社としてお客様の抱える課題に最適な提案を行い、必要な機器類の導入および設置、保守点検、メンテナンスまでトータルなサービスを提供しています。2021年(令和3年)に特定建設業許可を取得したことで、大型案件にも参入可能となり、ワンストップでさらに満足度の高いサービスを提供できるようになりました。今後は本事業をより強化し、地域医療を支えるプラットホームを構築していく所存です。

コセキグループのミッションは「記録と再生で人々の喜びに貢献する」。原点である「カメラのコセキ」から、カメラの特性である「記録」と「再生」になぞらえて、これまで培った人間力、提案力、ノウハウなどを時代のニーズに合わせてタイムリーに提供するという意味を込めています。その上で、お客様や地域社会、そして社員とその家族を笑顔にするのが私共のめざす姿です。 そのためには社員一人ひとりがやりがいを持ってイキイキと仕事に取組める環境が必要と考え、これからも社員満足度の高い職場環境づくりに取り組む方針です。

未来を創る皆さんへ

東北の地に根差して80年、「東北を盛り上げたい!」「地元に貢献したい!」という思いで今日を迎えています。「故郷を想う」「地域を想う」気持ちは普遍的であり、どんなに時代が変わっても変わることはありません。東北においても人口減や少子高齢化の加速に伴い、市場縮小が予想される中で、今後は「競争」ではなく、「共生」の時代ととらえています。私共と他社の得意分野を持ち寄ることで、これまでにない新たなサービスを生み出すことも可能であり、新たに成長が見込まれる分野へのチャレンジも積極的に行いたいと考えています。 東北から日本へ、コセキグループはさらなる進化をめざし、チャレンジを続けます。コセキグループの事業の成長とともに、自らの成長をめざす皆さんの入社をお待ちしています。